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オレにさわるな!!
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寮に戻ってくると、フロントは先程の山のような生徒の姿が消え去り、何時もの静けさを取り戻してイた。オレは目的地である管理人室へ、畑を誘った。
ココなら屋根もアるし、畑の要望に応えらレるだろう。残念ながら布団の場所はイマイチ分からネエから、敷けネエけど、ソコは我慢してモらおう。

「おい、ここって管理人室だよな?勝手に入っていいのかよ?」

畑が何か言ってイるが、無視するコトにする。
ソワソワと落ち着きのナい畑を、畳に押し倒す。ゴンッとイう音が鳴ったが、気にしナい。

「って、まさか、お前、こんな所で“する気”じゃねえだろうな!?」

コノ態勢にナっても、まだソんなコト言いヤがるのか。
どう考えても、ヤるコトなんて、一つしかネエだろうが。
優柔不断っつーか、何つーか。コイツの腹が決まるノを待ってたら、日が暮れるンじゃネエか?

「オマエの要望通り、屋根アんじゃネエか」

他に何が不満なんダよ、コノ野郎。
まさか、ベッドじゃなきゃ嫌だとか、煩いコト言わネエよな?

「いや、まあ確かに屋根あるけどな、人の部屋じゃねえか」

「今、古岡の奴は出掛けて居ネえよ」

だから、何も問題ネエだろ?
畑の返答を待たずとシて、オレはコイツの上着に手を伸ばす。
コノチャンスを逃して堪るかってノ!オレはずっと待たさレてたンだからなっ。
頭上で畑の制止が聞こエたが、シカトしてコトを進行する。
上から緩めるヨうに脱がシてイき、下肢へと手を伸ばす。

「おい、マジで、本当に、落ち着けって!」

混乱した畑の叫びが室内に響く。

「オイ、あまり大きな声出してヤがると、気付かレるぜ?」

………何だろう。
まるでオレが畑をレイプしようとシてイるみたいじゃネエか。

嫌な考えを振り切って、オレは畑の首筋に噛み付いた。
最初は甘噛み、次にソコを優しく舐めるように口付けを落とす。
すると、先程からズっと騒いでイた畑の声が止まる。
微かに耳に聞こえたノは、殺し切れず漏れ出た小さい甘い声。
―――感じてヤがる。
畑の反応に、オレの興奮も最高潮へ昇り始める。

「畑……」

「…靖史………」

視線が交じり合う。
畑の瞳には、隠しきれナい欲情が浮かんでイて。
オレたちは、どちらからトもなく口付けを交わして―――。

「人の部屋をラブホテル代わりにしてんじゃねえ!!!!」

予期せぬ乱入者の制止に、交わすコトが出来なかった。






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あきゅろす。
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